【絵本とあそび】
2022年05月27日
春から楽しんでいる絵本の1つに”おおきなかぶ”があります。
おじいさんの撒いたかぶの種が、とてつもなくおおきなかかぶに成長します。
おじいさんがかぶを引っ張って…うんとこしょ!どっこいしょ
ところがかぶは抜けません。
おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼び…
最後は、おじいさん・おばあさん・孫・犬・猫・ねずみで力をあわせて
うんとこしょ!どっこいしょとかぶを抜くおはなしです。
繰り返される”うんとこしょ!どっこいしょ”の言葉がおもしろく
子どもたちも思わず口ずさんで楽しんでいます。
何度も何度も楽しむうちに…
自分で絵本をひらいて「おじさん、ひっぱって。うんとこしょどっこいっしょ」と
声に出して読んでみる姿が増えてきました。
他にも…
保育士と”おおきなかぶ”を読んでいた際「それでもかぶは抜けません」の
場面になると慌てておもちゃの棚に走っていく2歳児さん。
どうしたのかな?と見守っていると…
手作りつみきを電話に見立て
「あ!もしもし。かぶ抜けません。はい。来てください。」
と誰かに電話で助っ人を頼む姿もありました♪
同じくかぶが抜けない場面で…
「あっ!!」と何か閃いた様子の2歳児さんが本棚へ向かい
「ここにもおじいさんいるよ」
と”あかずきん”の狩人に助っ人を頼む姿もありました。
おはなしの世界に入り込み、自分もおじいさんと気持ちを1つにしているからこそ
なんとかあの大きなかぶを抜きたい!と感じたのではないでしょうか。
子どもたちの空想の世界は益々ひろがり、”ごっこあそび”に変化してきています。
今後の姿も楽しみですね☆